精霊流しはご先祖様を大事にする想いから…

スポンサーリンク


精霊流しと聞いて、一番、思い浮かべるのは
さだまさしさんの精霊流しという歌だと思います。

地域によっては、そういう風習がないために
ピンと来ない人も少なくないようです。

私の住んでいる地域は九州の長崎なので
精霊流しは小さい子供のころから行われてきた行事なので
ご先祖様のことを思えば、当然のような感覚です。

私の友達は都会から田舎に嫁いたわけですが
初めてのお盆を迎えたときに、衝撃的すぎて
驚きが隠せなかったと聞いたことがあります。

知っておくことは無駄ではないので
特に女性の方で嫁いだ地域のことは事前に知っておくと
困らないと思います。

 

1. 精霊流しとは
2. 精霊流しの時期
3. 提灯について
4. 迎え火と送り火について

 

 

f1b8c4ecc111323ea565c7c568bfa104_s

 

1. 精霊流しとは

精霊流しとは、お盆の最終日の15日の夕方か
地域によっては16日ですがお盆の時期に戻ってこられたご先祖様を
極楽浄土にお送りするという行事です。

長崎の方では結構、派手に行われていますが
個人の過程で行う送り火も、
どちらも根本的なことは同じです。

3293eb20120242aad25648ab9e52e57b_s

 

  • お盆に帰ってこられた、ご先祖様を極楽浄土に送る
  • 地域によっては、精霊流しをしていないところもある
  • お土産に、お供え物などを入れて川や海に流す
  • 迎え火は7日、送り火は15日が一般的(初盆は時期が違う)

 

ずいぶん前の話になりますが
川の多い大阪では、昔は川に流していたということも
聞いたことがありますがゴミを捨ててはいけないということから
船で回収になり川の埋め立てもあって
今ではゴミの回収のように
集積場が指定されるようになる大阪では
風情もなくなってきたように思えます。

川というのは一度は耳にしたことがあると思いますが

「三途の川」

のことを指します。

ご先祖様が彼岸から此岸に来たところ、
今度は此岸から彼岸にお帰りいただくための作法と
言われています。

地域によって風習も違うので
小さな船で行うところもありますが
一番小さいので3万ぐらいします。

最近ではネットでも注文できるようになっているようですが
スーパーでも販売をしていたりもしているようです。

わらみたいなものを船に見立てて
流すところもあります。

その中には、お盆の時に
お仏壇にお供えをした果物や、お饅頭、お菓子や
お煮しめなどをお土産に持って帰れるように
入れて流します。

また、流す時には無事に帰れるようにロウソクとお線香に火を付けます。

私の地域では、わらではなく一般的に
発泡スチロールを流す地域も少なくありません。

7日に、故人様が迷わず帰って来られるように迎え火を焚き、
お盆提灯を道しるべとして、
また安らかに成仏していただくための祈りを込めて飾ります。
15日に送り火を焚いてお見送りします。

 

2. 精霊流しの日にち

 

49日の忌明け法要が終わってから
最初に迎えるお盆を「初盆」(はつぼん)又は「新盆」(にいぼん)と言います。

忌明け前にお盆を迎えた場合は、翌年が初盆(新盆)となります。
お盆が13日~15日といわれていますが
初盆の場合は7日~15日まで行うのが一般的です。

調べたところ、関西では初盆は8月7日からとなっていて
関東は7月8日(旧暦)からのようです。

cc370b9ad943c887791bcd183f5e926e_s

初盆の供養は、故人の成仏を願い感謝の思いを込めて、
通常のお盆よりも特に丁寧に営むのが一般的です。
初盆では、葬儀の時にお世話になった方や、親戚・知人を招き、
ご寺院様を迎えて、読経していただくことになりますが
この時期は、ご寺院さまは非常に忙しい時期になるので
事前に予約しておくことも大事です。

 

3. 提灯について

 

初盆には、無地で白木地の提灯を使うことが一般的です。
初盆用の無地の提灯を1個飾り、
合わせて絵柄の入った提灯もあれば一緒にお飾りします。

提灯は初盆を迎える家でととのえたり、親戚や知人が、お盆の前に贈る習慣もあります。
先様の家紋を入れて一対にして贈るのがもっとも丁寧とされています。
進物の場合は初盆以降もお飾りできる柄物を送られることが多いようです。

b2ae85f2b9b9b3b82b15048aa61bbdfb_s

近年ではマンションなどあまり大きな提灯をお飾りすることが
困難な住宅事情や家具調仏壇をお祀りされる方も多いことから、
モダンで小型のお盆提灯も人気となっています。
なお、提灯を贈られる場合は、先方の都合を考えて、
一週間前には届くよう心がけるのが良いと思います。

 

4. 迎え火と送り火について

◆迎え火

13日、盆の入りの夕刻、縁側の軒先か精霊棚のところに吊るされた盆堤灯に火をいれます。
そして家の門口や玄関で素焼の焙烙(ほうろく)皿に麻幹(おがらで)を折ってつみ重ね、
火をつけて燃し、その場で合掌します。
初盆では迎え火は7日に行います。

◆送り火
家に迎えた精霊をお送りします。
迎え火をたいた同じ場所で15日(16日の地域もあります)に
麻幹(おがらで)を折ってつみ重ね送り火をたきます。

地域によって違うので昔から伝えられたように
子供にも伝えていくのは大事ですね。

2b9a4d3b6d7fcb11f6ca067c58805184_s

 

お盆の時期に限らず、お彼岸であったり、
お墓参りに行ったり最近では仏壇が置かないところもあるようですが
仏様に手を合わせ今、自分が生かされていることに
感謝することが大事だと思います。

自分自身が今、存在をするのは他の誰でもない、
両親がいて、さらには両親の父母がいて、ご先祖様がいるから
自分が存在するということ。

そして、ご先祖様は、いつだって
見守ってくれています。

自分の子供にも、こうして自分が生かされていることを伝え、
ご先祖様に日々、感謝をして生きていくと
精一杯の人生を送ることが出来ると思います。

スポンサーリンク